新型コロナウィルスのエレクトロニクス業界へのインパクト狂騒曲

コナサンミンバンワ。コロナ禍の中いかがお過ごしでしょうか?

当地米国では失業率が過去50年間で最低レベルだった2月の3.5%から14.7%へ跳ね上がり、あるソースによれば既に23%超えとの推測もある状況です。それでもパンデミックの収束を見据え、カリフォルニア州では5月8日にシェルターインプレイスオーダー(Shelter in Place)を第2フェイズと称し緩和しましたが、シリコンバレー地域ではカウンティの方針により現状維持のまま。

何やら不景気な匂いがしますが、実際ノマゾウの体感はどうかと聞かれれば・・・ エレクトロニクス分野はCostcoのトイレットペーパー並に需要旺盛です。売れすぎてます。バカ売れ。

今一番旺盛なのはデータセンター需要。人類の大半がある日突然リモートワークを始め、学生たちがオンライン学習を始め、休みの日(もはやいつが休日か今が何曜日か分からない輩もいるカモですが)にはオンデマンドで映画を観たりYoutubeで過ごしたり。。 ベイエリアの高速道路がガラガラになった代わりにサイバー空間のデータトラフィックは大渋滞です。そんな実需に加えて新型コロナウィルスの影響でエレクトロニクス産業のグローバルサプライチェーンがいつどこで寸断されるか分からない警戒感があいまって在庫の積上げも益々煽り煽られてフィーバーしています。北米データセンター機器メーカー向け電子部品の発注は日本・台湾・中国等でもはや12月の生産枠まで埋まっているそうです。おそらく夏を過ぎるくらいからソロソロと皆が我に返り、秋から年末にかけて発注量がドンドン減少し、ブラックフライデーから年明けの頃には在庫過多でこの景気もドスンと落ちるのではと予想します。

次に需要がグイグイきているのはデバイス関連です。タブレットは足元では+10%、Airpodsも絶好調みたいですね。通称「耳からウドン」と言われる、この界隈では歩行者の7割が耳に刺してるアレです。パソコンも在宅需要で突然売れましたが、これは供給が追い付かず個人向け一瞬の商機は在庫が掃けて終わりそう。結局一大消費者である企業需要は全体景気の不透明感による買い控えで通年でのパソコン販売台数は減少の見込み。

デバイスの主役スマホはと言うと・・・、これはイマイチのようです。中位機種の主要市場であるインド・アフリカでロックダウンが続いているのが理由。中国は第1四半期のロックダウンから挽回すべく第2四半期は生産急増してますが、通年では-8%の見込み。そもそもみんな家にいるし、パソコンでオンライントークしているからケータイデンワはあまり使わないかも。僕も目覚まし機能と体重計アプリ以外はそんなに。。そういえばスマホの通話料もデータ使用料も4月は半減してました。基本ずっとWiFi使ってるし。あ、ちなみにアメリカは基地局が少ないのか電波が非常に悪いので、WiFiを通信電波の代わりに使う機能が付いています。

さて一方悲劇的な状況に見舞われているのは自動車関連です。北米では5月に入り少しずつ生産再開する企業が出始めましたが、現時点で通年販売台数は25%減予想。中国は第1四半期の生産量が対前年比-45%と壊滅的だったとか。僕は今年1月に新車を買いましたが、今は全然乗ってません。2台所有していますが、シェルターインプレイスが始まった当初4週間くらい駐車場に放置しておいたら1台がバッテリー上がっちゃう寸前でアセリました。どうにか運良くエンジンがかかったので、そのまま行く当てもなく30分くらい走らせましたが。という訳で今は2台の車を毎週どこかへ走らせてます。こんな状況で車買いたいと思うヒトいますかね? 益々車いらない感が高まりますね。

新型コロナウィルスの影響でエレクトロニクスの業界動向も揺れ動いています。次回は惨禍直撃の自動車業界について世界地域別にもっと掘ってみようと思います。

…続く。

コメント

タイトルとURLをコピーしました